<プロフィール>
袴田 大貴 (Hakamata Daiki)
静岡大学卒業後、2014年サイバーエージェントに新卒入社。グレンジに配属。「ポコロンダンジョンズ」にてクライアントエンジニアを担当。
--なぜゲーム事業部(現・SGE)のエンジニアを選んだのですか?
内定者時代に社員の方との交流ランチの機会があり、ゲーム事業部を紹介していただいたのが興味を持ったきっかけでした。入社後に新入社員向けに事業部紹介があったのですが、グレンジを紹介している木下(グレンジ代表取締役)の話を聞いて、「この会社で働きたい」と直感で思い決めました。本当に直感だったので、話していた内容は正直今思い出しても覚えていません(笑)
--直感で決めたのですね?
はい。決断において自分の直感や感覚は重視しています。なにをやれるかは自分次第なので、「人」を見て配属を決めました。実際、グレンジに入ってみて大当たりでした。私が所属をしているSGE(Smartphon Games&Entertainmant)はゲームやエンターテイメント事業に携わる13社が所属しているのですが、各社にそれぞれの文化があります。その中でも私はグレンジが1番合っていると思います。
--グレンジのどんなところが合っていると感じていますか?
「自分たちが好きだと思えるものを実現するためであれば、とことんまでやり切る人が集まっている会社」というところです。社長の木下や取締役の鷲山(サイバーエージェントUIUX Lab代表も務める)がそういった考え方が強いので、会社の特徴にもなっています。
SGEに所属する他の会社が違うというわけではないですが、自分の中に確固たる世界があってそれを実現しようとする人が多いと思います。
--何か象徴的なエピソードは?
新規施策開発中に企画の方針やユーザー体験設計などの部分で意見がぶつかり、喧嘩一歩手前まで議論することがあったんですが、それを引きずることはありません。みんな「ものづくり」に真剣で、その表れとして「意味のある無茶は無茶じゃない」という言葉が耳に残っています。そういった議論に職種関係なくプロジェクトに関わる誰もが参加しているのを見ると本当にものづくりを愛している人が集まっていると感じます。
--大きく成長できたと感じたタイミングはありますか?
私はスマートフォン向けなぞるRPG「ポコロンダンジョンズ」のリリース1ヶ月前にグレンジに配属されました。当時のトレーナーはリリース前の開発真っ只中だったので、配属初日はcocos2d-xの入門本を読むようにと言われました。cocos2d-xを使った経験はなかったのですが、プログラミング自体は高校から10年以上やっていたので、その日で飽きてしまい、翌日には生意気にも「開発に関わらせてください」と宣言して、トレーナーからタスクを巻き取ったり、代表の木下からタスクをもらったりしました。
iOS版リリース後も、自分がAndroidユーザーだったのでAndroid版開発チームにも参加したり、社員のいなかったアウトゲームチームのリーダーを任せてもらったり、やりたいと思ったことを宣言し任せてもらうことで、密度の濃い経験ができました。
誤解のないように伝わるといいのですが、トレーナーをトレーナーだと思っているうちは結局そこから殻を破って成長するのは難しいと思います。自分のことを育てられる対象として捉えていると、いつまでも誰かの敷いた路線の上にいることになってしまうからです。生意気ばかり言っていたと思いますが、自分らしさを素直に表に出して、自分を知ってもらうのは新卒の時にできたので良かったと思います(笑)。
--エンジニアから見たSGEの文化は?
SGEは職種に囚われなくて良いのがいい文化だと思っています。
自分がつくりたいと思えるモノをつくりたい、そのために私が一番できることがエンジニアだっただけで、企画だってやりたいし、デザインもしてみたい。そんな自分のやってみたい欲が許容され、実現できる場がSGEでした。もちろん、エンジニアとしてとことん技術を磨きたい、というような考え方の方もいますし活躍しています。十人十色のエンジニアがいて、互いに刺激しあいながら前に進める場所です。
--今後の目標は?
あまり目標を立てないタイプですが、あえて言うなら「自分がやりたいことがやれる自分になる」でしょうか。「知識が増える」「できないことができるようになる」ことは楽しく、挑戦し続けていると新しいやりたいことが生まれてくる。楽しさや好奇心こそが自分の原動力です。
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